白髪と、ほどよい距離で付き合う話

歳を重ねると、いろいろなところに変化が出てきます。
白髪も、そのひとつです。気づけば増え、染めてもすぐに目立ち、
「これ、いつまで続けるんだろう」と思うと、気が遠くなります。

白髪染めは、市販の明るめの色ものを使い、だいたい二週間に一度。
パートナーが、頭部全体のうち、根元の白くなった部分だけを染めてくれています。


もう一年以上ハイライトやブリーチはしていないのですが、
以前に抜けた色が残っていて、今はかなり明るめの髪色です。
そのせいもあって、白髪を完璧に消すというよりは、
「ぱっと見で目立たなければ十分」という感覚で付き合っています。
暗いトーンできっちり染め切ることより、無理なく続けられる状態を保つこと。
今は、そのくらいの向き合い方で落ち着いています。

本当に印象を左右するのは、色よりも、髪の艶やハリ、コシ。
そこが失われ、さらに傷みやパサつきが重なると、一気に生活感が前に出てしまう。
若い頃の髪に戻れないと分かっているからこそ、その差が余計に堪えます。

とはいえ、手間もお金もかけ続けるのは現実的ではありません。
そこで最近は、「これ以上くたびれて見えない」ことを目標に、
続けられる範囲のお手入れに切り替えました。

まず意識しているのは、洗いすぎないこと。
年齢とともに頭皮の皮脂量は減ると言われていて、
毎日しっかり洗うほど乾燥しやすくなります。
シャンプーは洗浄力が強すぎないものを選び、
地肌をこすらず、指の腹でなでる程度にしています。

次に、トリートメントやコンディショナーは「毛先中心」。
根元につけすぎると、ペタッとしたり、逆に不潔感が出やすい。
毛先だけでも保湿されていると、白髪があっても全体の印象はかなり違います。

乾かし方も、実は重要でした。
自然乾燥は楽ですが、キューティクルが開いたままになりやすく、
パサつきの原因になるそうです。
完全に乾かさなくても、表面だけでもドライヤーを当てる。
それだけで艶の出方が変わります。

若い頃のようには戻りません。
でも、少し手をかけるだけで、「疲れて見える髪」からは抜け出せる。
白髪と付き合う年齢になったからこそ、完璧を目指さず、無理なく続くやり方を選ぶ。
それが、今の自分にとってはいちばん健全な折り合いのつけ方だと思っています。


このブログでは、そんな日々の試行錯誤や、
うまくいったことも、そうでもないことも、淡々と書いていくつもりです。

同じように悩んでいる人がいたら、
「そんな考え方もあるのか」と思ってもらえたら嬉しいです。

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